この記事では、「しかし」の言い換え語や同義語を紹介します。
- ビジネスで使える丁寧な言い換え語
- 友達同士で使えるカジュアルな言い換え語
以上の二つのカテゴリーに分けて、いくつかのアイデアを提案します。ぜひ参考にしてください。
「しかし」とは?その意味を確認しよう
まず、「しかし」の意味をおさらいしましょう。既に理解している方は、次の項目に進んでいただいて構いません。
意味
「しかし」とは、前述の内容に対して対立することを述べる際に使う接続詞です。具体的には、以下のような場合に使用します。
- 前の文脈を否定する際
- 前に話した内容と反対のことを述べる際
例文
次に、「しかし」を使った例文を紹介します。
- あなたの気持ちは確かに理解できる。しかし、ルールは守らなくてはならない。
- 夏休みは憧れの避暑地へ旅行に行きました。しかし、全然涼しくなくて参りました。
注意点
「しかし」を使う際の注意点は以下の通りです。
- 否定の接続詞なので、頻繁に使うと不自然に聞こえる。
- 「しかし」を連発すると、相手を常に否定している印象を与える。
- 話し言葉ではほとんど使わないため、強く感じられることがある。
ビジネスで使える丁寧な言い換え語のおすすめ
ビジネスシーンで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
- おっしゃる通りですが
- けれど
- しかしながら
- だが
- ですが
- ですけれど
- とはいえど
- 但し
各言い換え語の使い方やニュアンスの違い
- おっしゃる通りですが:相手の意見を全面的に否定せず、気遣いを示す際に使います。
- けれど:会話の流れを切らずに否定的な意見を述べる際に適しています。
- しかしながら:柔らかい印象を与えつつ、「しかし」と同じ意味を伝えることができます。
- だが:堅い文章や男性の会話でよく使われます。
- ですが:「しかし」よりも口語的で、ビジネス上の会話でも使いやすいです。
- ですけれど:丁寧に反対意見を伝えたいときに使います。
- とはいえど:文章的なニュアンスが強いですが、フォローするような印象を与えます。
- 但し:条件を付け加える際に使います。
カジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるカジュアルな言い換え語を紹介します。
- けど
- それだったら
- だけど
- でもさ
- でも
各言い換え語の使い方やニュアンスの違い
- けど:日常会話でよく使い、「しかし」を使わない場面で適しています。
- それだったら:友達の考えを一旦肯定しつつ、反対意見を述べる際に使います。
- だけど:非常にフランクな表現で、友達との会話に適しています。
- でもさ:「しかし」よりも否定の強さが弱いため、軽い否定をする際に使います。
- でも:話し言葉でも書き言葉でも気軽に使えます。
横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後に、横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
- バット
- but
- even though
- however
かっこよく表現したい場合に参考にしてください。
まとめ
以上が「しかし」の言い換え語のおすすめでした。状況に応じて適切に使い分けましょう。